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iPhone5と一緒に公開されたアップルの新しいオペレーティングシステム(OS)・iOS6の地図アプリに、間違いが多いことが分かった。韓国の大統領府や国会などの主要機関をはじめ、サムスン電子、LG電子の本社、明洞の繁華街など多くの地域が間違って表示されると、韓国メディアが21日、報じた。
韓国メディアは、「アップルの新しい地図に致命的なエラー、青瓦台が」「iPhone5の地図、大統領府が中華料理店?」などと題し、iPhone5と一緒に公開されたiOS6の地図アプリが間違いだらけで、利用者の不満が高まっていると伝えた。
アップルの地図は、ナビゲーションの専門メーカーTomTomのデータベースをもとに、アップルが直接デザインしたもの。米国や欧州などの地図は詳細に記載されているが、韓国内の地図はかなり不十分だという。
例えば、「青瓦台(韓国大統領府)」を検索すると、仁川(インチョン)にある「青瓦台公認仲介士事務所」とソウル駅三洞の中国レストラン「青瓦台」が表示され、さらに大統領府の場所は「清華大学」と書かれていた。また、国会や最高裁判所のほか、サムスン電子、現代自動車、LG電子の企業の本社、企業や商店が密集している江南駅、明洞の繁華街などは、空き地のように表示された。
このような地図の間違いは、世界的に見られており、海外メディアも相次いで報じたと伝えられた。(編集担当:李信恵・山口幸治)
国土交通省は21日、北海道運輸局室蘭運輸支局と関東運輸局千葉運輸支局野田自動車検査登録事務所の「自動車登録乙原簿」を紛失したと発表した。
自動車登録乙原簿とは、登録自動車につける抵当権等の一部の付随的な情報を記載したもので、今年8月に室蘭支局で記録内容の確認が必要となった際に乙原簿が所在不明であることが判明し、その後全運輸局で調査したところ、野田事務所でも乙原簿の所在不明が判明した。
所在不明となっているのは、室蘭が19台分、野田が84台分の計103台分で、今後調査のうえ電子データとして登録するほか、全国で紙の乙原簿で管理している情報のすべてを早急に電子データ化し、再発防止を図る。
同省によると、紛失した乙原簿の情報が外部に流出した事実は確認されていないという。
《レスポンス 編集部》
徳川光圀(みつくに)ってこんな人だったの!? 本屋大賞を受賞した前作『天地明察』が映画化されるなど、いま注目の人気作家が新作『光圀伝』(角川書店)を刊行した。テレビドラマで広まった「黄門さま」の印象を吹き飛ばす壮大な一代記で、またまた話題を集めそう。昨年の原発事故で、福島市の自宅をしばらく離れたが、原稿は一度も落とさずに書き続けた。時代小説にかける思いを聞く。(文・篠原知存)
--なぜ光圀を
冲方 『天地明察』に、主人公の後援者として登場させたんです。テレビドラマで有名だし、人物像についても、みんな知っているものだろうと思ってたんですが、担当編集者が「こんな光圀見たことない。次作はこれで!」って。「ああ…いいかもしれないですねぇ」とか言ってたら、本屋大賞の授賞式でいきなり予告ビラを配られて(笑)。
--あはは。でも、本当に強烈な一代記です
冲方 当初は「大日本史」を編纂(へんさん)した人物として書こうと思ったんですけれど、本格的に調べはじめると、途方もなく多彩な側面を持っている。これは全部書かないと書いたことにならないぞ、と思えてきて。それに、歴史上の謎とされている紋太夫(もんだゆう)殺害ですね。光圀はなぜ家老を殺したのか。これは小説では避けて通れないチャレンジなので、もう思い切って。
--どこまで創作なんですか。たとえば光圀が辻斬り!?とか思えますが
冲方 辻斬りは事実でしょう。光圀自身の話を家臣が記録していて、前後関係や時刻、場所も具体的です。書くにあたっては、可能な限り事実を…というより、大量の逸話からどれをどう選ぶか、という感じでしたね。明らかに僕の創作というのは、宮本武蔵を出したところ。当時の武士たちが置かれた状況を描くのに、武蔵と沢庵(たくあん)、山鹿素行(やまが・そこう)の3人と光圀とのシーンは欠かせなかった。武蔵と光圀は会っていてもおかしくないんですよ。ただ、記録はない。ま、ないので、それをいいことに(笑)。
--あ、逆に記録があると飛躍しにくいとか…
冲方 そのまま書くしかないですよね。でも、心情をどう読み解くか、というのは残るわけです。辻斬りにしても、単に無宿人を殺した-というだけでは意味がわからない。どういう青春で、どんな社会環境で、どういう流れでそうなったのか、そういうところを書いていく。
--と、そのうちにキャラクターが浮かび上がる?
冲方 いや、ずっと謎でした(笑)。この人、基本的にやってることが矛盾してるんですよ。悪い意味ではなくてね。文芸に傾倒し、学問に励み、藩主の仕事もこなし、すごい武人でもある。交友も広くて、大名から商人、僧侶、学者…わけがわからない。家康の孫という、当時の階級社会で頂点にいる人間が、町の居酒屋で飲んでるし。
--読んでイメージがガラッと変わりました
冲方 光圀って、時代によって描かれ方が違うんですよ。江戸期の「漫遊譚(まんゆうたん)」なんて、黄門さまが悪人をバッサバッサとぶった切ってて…すけさんも印籠もいらないじゃん(笑)。それが時代を経て、刀を持たなくなったり、忍者やヒロインが登場したりするわけです。僕の『光圀伝』もたぶん、現代ならではの書き方になっています。
--というと
冲方 一昔前だと、たぶん光圀は善人でなきゃいけなかった。だからご老公が殺す相手の紋太夫は、必然的に悪党として描かれた。でもいまは、人間の矛盾というものも、エンターテインメントとして受け止められる時代でしょう。それに、僕がひとりで見つけたというよりは、水戸に取材に行ったりしていろんな人と出会い、いろんなものをいただいて、生まれた作品だと思っています。
【プロフィル】冲方丁(うぶかた・とう) 昭和52年、岐阜県生まれ。35歳。大学在学中に『黒い季節』で作家デビュー。『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞を受賞。吉川英治文学新人賞、本屋大賞などを受賞したベストセラー『天地明察』が映画化されて全国公開中。3部作でアニメ化された「マルドゥック・スクランブル」の完結編も今月末に公開が迫る。
映画『トリハダー劇場版ー』が13日に公開。この日、東京・池袋シネマサンシャインで行われた初日舞台挨拶には、キャストの谷村美月、佐津川愛美、入来茉里、宮崎美穂、白羽ゆりが浴衣姿で登壇、撮影エピソードなどを披露した。入来は「観ながら、いっぱい考えて、いっぱいゾクゾクして、楽しんでいただければ」とアピールした。
舞台挨拶に登壇したキャストたち。
2007年に放送され、以降半年に一度、深夜に放送されたオムニバス・ドラマ『トリハダ~夜ふかしのあなたにゾクッとする話を~』。カルト的な人気を誇ってきた同作品が、今回映画になって登場した。テレビシリーズから出演を続けている谷村は「役柄はそれぞれ違えど、自分にとってずっと続いている作品」と感慨深い様子。また「これまであまり考えないで演じてきましたが、劇場版になって初めて『トリハダ』について深く考えるようになりました」と話す。同作には「幽霊は出ない」「超常現象は起きない」といった5原則があるが、それも今回初めて知ったようだ。
「今22歳ですけど、久しぶりに制服で女子高生役を演じました」と話すのは入来。バスの中で、ただ延々、何かありそうなメールのやりとりを行う少女を演じている。「今回はセリフのない役柄。以前、この作品に出演させていただいた時も、表情でのお芝居でした。撮影中は、しゃべりたくて仕方がない気持ちを抑えて演じました」とエピソードを披露した。
舞台挨拶の最後には「こうして映画化されるのは、これまでテレビシリーズを観てくださったみなさんのおかげ」と感謝の気持ちを表した谷村。「気心が知れたスタッフさんと作り続けられたのもよかったです」と作品への愛着も示した。また観客に向け宮崎は「今はまだ暑いですが、帰る頃には涼しくなると思います」、入来は「観ていく中で『この後どうなるのだろう?』とすごく気になると思います。頭フル回転で観てください。いっぱい考えて、いっぱいゾクゾクして、楽しんでいただければ」とPRした。
<西田和昭さん>
「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」の決めゼリフが懐かしい映画評論家の水野晴郎さんが亡くなって4年。その水野さんが製作・監督・主演した「シベリア超特急」で共演し、公私とも支えたといわれているのがコメディアンの西田和昭さんだ。今どうしているのか。
「ヒマそう? 映画プロデューサー、お笑い芸人、映画評論家などいろんな肩書を使い分けて、右往左往してるけどね。今は製作を手伝った映画『赦免花』の封切りに向けて走り回ってるよ」
新宿駅前のカフェで会った西田さん、まずはこう言った。西田さんと映画といえば、まず思い浮かぶのが水野晴郎さんとのつながりだ。
「水野さんは『シベ超』での役柄だった山下奉文大将にあやかり、閣下と呼ぶと喜んでね。閣下と知り合ったのは25年以上前かな。ボクが『お笑いスター誕生!!』に出たとき、閣下が審査員だった。映画が好きだと言ったら、気に入られちゃったんだ」
96年に第1作が作られた「シベ超」。「シベリア超特急」はVol5まであり、西田さんは山下閣下の秘書、佐伯大尉役でレギュラー出演した。
「もともとはブラッド・ピット主演で20世紀FOXが製作するはずだった。それが流れちゃって、だったらオレが撮るって閣下が言い出したんだ。1カ月半で撮影が終わってからが大変だった。上映してくれる映画館に閣下とボクが出向き、公開初日に挨拶とトークショーをやる。1年以上かけて全国100館で上映したよ。あと、レンタルショップも回った。無理やり、10本くらい置いてきちゃうんだ。最終的に1万8000本売って、7000万円の私財を投じた閣下も損はしなかった」
<「閣下と同じマンションの上と下に住んでたし…」>
常に行動を共にした閣下と西田さん。ホモ疑惑が週刊誌をにぎわせた。
「閣下と同じマンションの上と下に住んでたし……。でも実際のところは、世間がそう言ってるなら、いっそ乗っかっちゃえとあえて否定しなかっただけ。ボクは妻子と一緒に暮らし、閣下はホモどころか、女好きだった。2人の女性に銀座で店をやらせてたもの、ハハハ」
「シベ超」はカルト的な人気を誇る怪作だ。
「来年、過去の5作をリバイバル上映したいと思ってる。閣下が登場するシーンだけ3Dにしてね」
西田さんは福岡の第一経済大学在学中、チャゲ&飛鳥と仲が良かったことでも知られる。
「向こうは音楽でトントン拍子で人気者になり、こっちはコメディアンになりたくて大学を中退して上京したけど、なかなか芽が出なかった。ポール牧、ゆーとぴあのホープ、レオナルド熊といった先輩たちとストリップ劇場を回ってたわ」
和歌山市の八光ミュージックに出演中、出家したポール牧が突然訪ねてきたことがあった。
「劇場の支配人に掛け合い、舞台に上がった師匠の頭をスリッパでたたいたら1万円って話をまとめたの。結局28発たたき、楽屋で万札を数えてたら、師匠に見つかって怒られたのなんの、ハハハ」
7月1日から10日まで大阪は布施のストリップ劇場・晃生ショーの48周年興行の演出を任された。
「晃生ショーはポール師匠に破門されたボクを拾ってくれた大恩ある劇場。力が入りましたわ」
宝塚女優の匠鴻と結婚。2子をもうけるも離婚し、再婚した女性と2人暮らしだ。
日刊ゲンダイ