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ロンドン五輪でバトミントン競技のすべてで金メダルを獲得した中国バトミントンチームが9日、北京に戻った。李永波総監督は、「ロンドン五輪後に引退するつもりだった于洋選手は、無気力試合の事件で引退を撤回した」と述べた。中国国際放送局が報じた。
李永波総監督は、アスリートに責任を担わせるつもりはないとし、「これ以上言う必要はない。良い成績をとって、五輪の競技場で国旗が掲揚され、国歌が演奏されることがわれわれの目標だ。しかし、その過程で遺憾と不足が残された」と述べた。
李永波総監督はまた、「責任を2人の選手に取らせることはない。アスリートはシンプルで、試合をして、チャンピオンを目指すものだ。これは疑う余地がない」と述べた。
于洋選手が五輪後引退するという話について、李永波総監督は、「もともと、于洋選手がそう考えていたが、今回の処罰を受け、逆に続けていくことを決心した」と述べた。(編集担当:村山健二)
山火事の影響で開催が延期となっていた第90回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムがいよいよアメリカ、コロラド州でスタートした。
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8月12日の決勝日に向けて、まずは7日の朝8時30分から本番会場に程近いサーキット(パイクスピーク・インターナショナル・レースウェイ)で車検が行われた。
早朝から様々なマシンが車検会場に集結する中、三菱自動車が久々のワークス体制で送り込んだEVマシンは『i-MiEV Evolution』。ドライバーとチーム監督を兼任するのは、かつてパリダカ二連覇を達成した増岡浩氏だ。
監督として車検に立ち合った増岡氏は「いよいよスタートです。実は、去年も参戦を検討していたので2年ごしの計画が実現した形です。山火事の影響で開催が7月8日から延期になりましたが準備は万端。このサーキットで試走を行い何も問題がないことを確認しました。こうして車検も無事通過し、明日からの練習走行や予選に自信をもってのぞむことができます」とコメントした。
車検をクリアしたi-MiEV Evolutionは、5月の発表会よりもすっきりした外観に変わっていた。リヤの大型GTウイングが取り外され、かわりに小ぶりなウイングが装着された。
その理由についてチームのテクニカルディレクターをつとめる三菱自動車の田中泰男氏は「当初はリヤのダウンフォースを得るため大型ウィングが必要でしたが、チューニングで車の性能が向上するにつれ、状況が変化し、最終的には前後の空力バランスを最適にするため小型のウィングの方が有効であることがわかったからです」とした。
もう1台のワークスマシン、『Mitsubishi i』(北米向け市販車、日本名『i-MiEV』)も無事車検をクリア。足まわりや前後バンパーが変わった程度のごく市販車に近い内容のEVマシンである。ドライバーをつとめるのは、かの有名なロービー・ゴードンを兄に、現役インディカー・ドライバーのライアン・ハンターレイを夫に持つベッキー・ゴードン氏。
ゴードン氏は「市販車と同じ仕様のこのクルマで、電気自動車の性能の高さをアピールしたいと思います」と、抱負を語った。
パイクス・ピークは、インディ500レースに続きアメリカで2番目に古い歴史を持つモータースポーツイベント。ロッキー山脈に属するパイクスピークの頂上に向けて伸びる有料道路でタイムアタックを行うヒルクライムレースだ。スタート地点は標高2862m、フィニッシュは標高4301mと富士山よりも高い場所を目指す。まるで雲に向かって走るように見えることから「レース・トゥ・ザ・クラウド」とも呼ばれている。これまでは大馬力を発生するガソリンエンジン車が主役だったが、今年EVクラスに三菱自動車をはじめとする電気自動車が大挙エントリー。ガソリン車とは違い標高が高くなり空気が薄くなってもパワーダウンしない、EVの総合優勝に向け、各チームが激しく競い合う。
《レスポンス まとめ・構成 土屋篤司》
ロンドン五輪第12日(7日)女子やり投げ予選の海老原は全体16位に終わり、決勝進出はならなかった。1投目から60メートルに迫る59メートル25。「ここからいけると思ったのが、力みと焦りにつながってしまった」。続く2投目は58メートル03、3投目はリリースの際にバランスを崩して54メートル17にとどまる。
2010年広州アジア大会の金メダリスト。昨年の世界選手権ではファイナリスト。ことし6月の日本選手権では62メートル36を投げ、自身の日本記録を塗り替えて乗り込んできたロンドンだった。
「いつもの自分で試合に入れたが、そこでしっかり投げる難しさを感じた」。日本勢として1964年東京五輪以来の決勝進出を逃し、第一人者が唇をかんだ。
衰退の一途をたどっていた大英帝国をオーストラリアが去ってから何十年もたったが、オーストラリア人は今、ロンドン五輪で自らの水泳帝国が崩壊する様を何もできないまま見つめている。
オーストラリアの人口は世界で52番目だが、長い間、競泳では多くのメダルを獲得してきた。しかし、ロンドンのオリンピック・パークにあるアクアティック・センターで競泳が最終日の4日を迎え、水泳帝国オーストラリアの落日は決定的となっている。
オーストラリアにとって、ロンドン五輪最大の見ものはイアン・ソープだ。ただし今回は、ソープは選手ではなく、英国放送協会(BBC)で舌鋒鋭いコメンテーターを務めている。テファニー・ライス、ニック・ダーシー、ジェームズ・マグナッセンなど注目の的になるはずだった著名選手たちのほとんどが敗北した。
4日に入り、オーストラリアが競泳で獲得した金メダルはたった1個。金、銀、銅を合わせても8個で、2008年の北京五輪よりも金メダル数は5個、メダル全種で12個少ない。競泳の金メダル数では、南アフリカ、フランス、中国、米国に次いで5位となった。水泳の不振が響き、オーストラリアが獲得した全体の金メダル数は隣国ニュージーランドより2個少ない。
「全盛期は終わった」とスポーツを専門とするシドニー大学上級講師のスティーブ・ジョーガキス氏は話している。
五輪で永遠にトップを走り続けられる国はない。強豪の米国競泳陣さえ1988年には比較的少ない18個のメダル獲得にとどまった。ロシアのアイス・ホッケーチームにソ連時代の面影はない。ソ連自体が今はないのだが。
しかし、到達できるはずがなかったとも言える高みであったとしても、敗者にとって凋落(ちょうらく)は辛いものだ。ここで独特の被害妄想が頭をもたげてくる。他の国がわれわれの極意を盗んだのだろうか。われわれはどうやって再び強さを手に入れるのか。
五輪にオーストラリア代表の競泳選手として出場経験のあるトラビス・ネダーペルト氏は3日、「競泳大国としての地位を取り戻すためにすべきことを解明する重い課題がわれわれにある」と述べた。
かつては鼻高々だった多くの国家プログラムがこれまで凋落の憂き目にあっている。ブルガリアのウエイトリフティング、ハンガリーのフェンシングがそうだ。そして、東ドイツの競泳などそこまで誇らしいとは言えない国家プログラムは言うまでもない。(訳注:1990年の東西ドイツ統一後、旧東ドイツの競泳関係者らが相次いでドーピング行為を告白している)
しかし、五輪関係者の間でインドのフィールド・ホッケー・シンドロームとして知られるもの以上に恐れられているものはない。インドのホッケーチームは1928年から1980年までの間、連続で五輪のメダルを獲得。このうち8つは金メダルだ。その後、インカ帝国のごとく、インドのフィールド・ホッケーチームは表彰台から姿を消した。北京五輪には出場さえできなかった。
突然、オーストラリアは水泳帝国の凋落を引き起こした弱点を探そうと、国民性に目を向けている。オーストラリアが世界チャンピオンで、ロンドン五輪でも金メダルが期待されていた男子4×100メートル自由形のレースの中に弱点を見つけたと言う人もいる。
7月29日のレースでオーストラリアはメダルを獲得することはできなかった。しかし、レースの最中に起こった出来事に比べれば、メダルなしの結果はたいしたことではない。第1泳者だった100メートル自由形のスター選手、マグナッセンが泳ぎ終わったあとに腰を下ろしていたのだ。「このことが多くを物語っている」と五輪出場経験があるオーストラリアの元競泳選手ブレット・ホーク氏は言う。「マグナッセンはチームのメンバーがまだ泳いでいる間に座っていたんだ」
その3日後、男子100メートル自由形の世界覇者マグナッセンは米国のエイドリアン・ネイサンに敗れた。
8月4日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦がツインリンクもてぎで開幕する。混戦模様の今シリーズも後半戦に入りポイント争いに注目が集まる、第4戦終了時点の順位は中嶋一貴選手(ペトロナス・チーム・トムス)が29ポイントでトップ。
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2番手は今季2勝目を挙げているアンドレ・ロッテラー選手(ペトロナス・チーム・トムス)が、4ポイント差でトップに迫る。また、第3戦ポールツーフィニッシュで初優勝を飾った塚越広大選手(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)が23ポイントで、3番手につけている。
4番手以下は、J.P.デ・オリベイラ選手(チーム インパル)と伊沢拓也選手(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)、大嶋和也選手(チーム ルマン)と続く。
今後の展開によっては4番手以下の選手にもチャンピオン獲得のチャンスは十分にあり、第5戦もてぎを制することはタイトル争いの上で重要な一戦となる。決勝レースは8月5日14時にスタート、レースは1周4.801kmを52周、トータル249.652kmで争われる。
レースにに先駆けて伊沢拓也選手がレスポンス編集部を訪問。伊沢選手は「今シーズンは初戦から好調で良い結果が出せていると思う。ただ、前戦の富士では不満の残る結果だったので、チャンピオンシップ争いに絡んでいく上でも、次のもてぎでは優勝を目指したい」と意気込みを語る。
真夏だけにタフなレースになりそうだが、という問いには「もちろんコンディションは厳しいと思うが、環境はどの選手も同じ。ホンダ勢は他のレースでも上位に食い込んでいるので心強い」と自信を示す。
なお、今回はツインリンクもてぎの開業から15周年を記念した大会となっており2輪のレースMFJ全日本ロードレース(J-GP2/J-GP3)が併催されるほか、8月4日には「ツインリンクもてぎ15thアニバーサリーデー」として、中嶋一貴選手の父、中嶋悟氏がF1に参戦していた当時のマシン「ロータス100T」など、ホンダコレクションホール所蔵のレジェンドマシンのデモ走行を開催。時代を駆け抜けた様々なマシンが、ファンの目の前でツインリンクもてぎのロードコースを走行する。
当日券の観戦チケットは予選2500円、決勝が5000円。中学生以下は無料だ。
《レスポンス 椿山和雄》