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「コンディショニングを整えるのが大事。時間を与えるということ」
5日、巨人の沢村(24)がプロ入り初の二軍落ち。原監督は突き放すようにこう言った。
今季の沢村は24試合に登板して9勝9敗、防御率2.73。先発したここ3試合は計12失点と打ち込まれ、3試合連続で白星がなかったから、当然と言えば当然の措置だろう。好不調の波がやたらと激しく、ストライクを取るのに汲々。3点リードを守れなかった4日の阪神戦後には、川口投手総合コーチが「球種を増やすなり、マイナーチェンジしていかないと」と根本的なダメ出しをしていた。首脳陣も業を煮やしたということだ。
沢村は1年目の昨季、11勝11敗、防御率2.03で新人王を獲得。オフには日本テレビの女子アナ(森麻季)と結婚し、今季はさらなる飛躍が期待された。
「いや、案外、その結婚が不振の原因かもしれませんよ」
と、言うのは球界の某若手OB。自身の経験を踏まえ、こう続ける。
「守るものができて、それを意気に感じる選手もいれば、プレッシャーになってしまう選手もいます。ちょっと調子が落ちると、周りから『夜の仕事が忙しいんだろ』なんて冷やかされる。笑って聞き流せるタイプならいいですけど、サゲマンなんて言われると、冗談でも“嫁さんに悪いな”と力が入る。かくいうボクがそうで、結婚翌年はプロ入り後最悪の成績に終わった。沢村にしても、田中や平野らにしても、みんな真面目なタイプだから、無関係じゃないと思いますよ」
実際、沢村のほかにも新婚で今季を迎えた楽天の田中(23)が今季は7勝4敗、防御率2.18と沢村賞に輝いた昨季よりガクンと数字を落とし、故障で2度も離脱した。昨年、パ記録となる49ホールドポイントをマークしたオリックスの平野(28)も今季は63試合に投げて5勝4敗26HPの防御率2.29。ソフトバンクの本多(27)にしても、自身初の打率3割を記録した昨年のシュアな打撃が影をひそめ、今季は98試合で打率.243、0本塁打、25打点と不振をかこっている。
新妻が胸を張っていられるのは、広島の前田健(24=24試合で12勝6敗、防御率1.54)と日本ハムの中田(23=120試合で打率.237、18本塁打、59打点)くらい。中田も、結婚直前に写真誌を騒がせた前田健もヤンチャなタイプ。2人はそれだけずぶといということだ。
▽甲子園=3万6014人(巨人13勝4敗3分)
巨人000 000 000―0
阪神004 200 00X―6
(勝)メッセンジャー7勝10敗 (敗)江柄子2敗
【セ・リーグ成績表(5日現在)】
◇球団名/試合/勝数/敗数/引分/勝率/差/残り
◆(1)巨 人/119/71/36/12/.664/M17/25
◆(2)中 日/120/62/44/14/.585/8.5/24
◆(3)広 島/119/53/55/11/.491/10.0/25
◆(4)ヤクルト/116/51/55/10/.481/1.0/28
◆(5)阪 神/120/45/63/12/.417/7.0/24
◆(6)DeNA/116/39/69/8/.361/6.0/28
日刊ゲンダイ
9日午前9時ごろ、神奈川県伊勢原市上粕屋のミカン畑で、設置されたイノシシ用のわなにクマ1頭がかかっているのをミカン畑の所有者の男性が発見し、伊勢原市などに連絡した。
【フォト】光ケーブルにセミが産卵 NTT西、被害とめる
県によると、捕獲されたクマは体長約130センチ、体重約46キロで、県の絶滅危惧種に指定されているツキノワグマの雌という。
クマは同日午後5時15分ごろ、県の職員や猟友会のメンバーらによって丹沢山地奥山の鳥獣保護区に放された。放獣前、人里に近づくのを自制させるため、唐辛子などクマの嫌がる成分の入ったスプレーを吹きかける措置を施した。
県によると、同地区では平成22年以降、クマは捕獲されていないという。
【芸能ニュース舞台裏】テレビ朝日の特番収録中に胸椎骨折で全治3カ月の重傷を負って入院中のお笑い芸人、スギちゃん(39)。復帰するころには芸人としての旬が終わっていた-なんてことにならないのか。
「スギちゃんは、決して一発屋ではないと思います。意外とハンサムな顔をしているし、苦労人でもある。ただ、今年の流行語大賞で最有力候補の『ワイルドだろ~』がピークの今、使えないのは痛いでしょうね」と演芸ライターが同情する。
PR会社の幹部がスギちゃんの“売値”を耳打ちする。
「映画や商品発表のイベントなどの出演料は、1回200万円です」。いつの間にか高額タレントの仲間入りをしていたのだ。バラエティー番組のアシスタントプロデューサーも、「ギャラは30万~35万円ですね」と証言。秋から年末年始を挟んで、書き入れ時になることからプロダクションにとって抜けた穴は大きい。
「スギちゃんも痛いけど、テレビ朝日も痛いでしょう」と解説するのはテレビ誌ライター。
「あの局は数年前から、高くないギャラでお笑い芸人を使いまわし、企画力で視聴率争いに絡むまでになった。スギちゃんは体を張ってプールの高飛び込みに挑戦したが、胃袋の限界に挑んで食べまくる芸人もいる。いつの間にか、『芸人だったら何でもやる』という風潮になっていた。その戦略が、つまずいた」
視聴者も、もはや笑えない。
防衛医大病院(埼玉県所沢市並木)が発注した粉ミルクの一般競争入札をめぐり乳業大手4社と談合したとして、競争入札妨害容疑で同病院医事課給食班の栄養士、土橋義広容疑者(56)が逮捕された。県警は長年、土橋容疑者が談合を差配し、何らかの見返りを得ていた疑いもあるとみて慎重に捜査している。仕事にひたむきで、家族を愛する“家庭人”とみられていたベテラン防衛技官に何があったのか。(中村昌史)
■「良き父親がなぜ」
「何かの間違いだ。信じられない…」。土橋容疑者の突然の逮捕に、所沢市内の自宅周辺の住民らも動揺を隠せなかった。土橋容疑者方は事件後、ひっそりと静まりかえっている。
住民によると、土橋容疑者は妻、長男、長女と4人暮らし。生活に困った様子はなかったという。年に数回行われる地元の清掃に積極的に参加。夏は、子供らと自宅前で花火を楽しむ姿が見かけられていた。
「毎朝、自転車で通勤していた。気さくにあいさつしてくれて…。子供連れでよく出かけていて、見るからに良き父親だった」。近所の男性は驚きをあらわにする。別の男性も「借金とか、トラブルとか絶対にない。悪い噂はひとつも聞いたことない」と絶句した。
おとなしく、まじめな人柄で知られた土橋容疑者。だが、県警は今回の事件を土橋容疑者の差配による実質的な官製談合だったとみて、裏付けを進めている。
■価格にメリット?各社の意図は…
県警の捜査では、土橋容疑者は7年以上前から、談合を主導していた疑いが浮上している。応札していたのは森永乳業、明治、アイクレオ、ビーンスターク・スノーの4社。県警の任意捜査に、各社の営業担当者は談合を認めている。
「市場水準を上回る価格で、確実に納入先が確保できるのは大きかったはず」
捜査関係者は、業者側のメリットをこう分析する。一般の病院では、粉ミルクを1キロあたり数百円や、無料で納入する業者もいるという。購入者は、乳児が退院後も同じ銘柄を使う傾向が強く、長く購入してもらえる見込みがあるからだ。
県警の調べでは、4社は平成22年3月下旬から23年9月下旬、計4回の一般競争入札で、1キロあたり1千円前後で順番に落札した疑いがあり、約12万~54万円分を納入していたとみられる。過去の落札価格も、ほぼ同額で推移していたことが分かっている。
「土橋容疑者の指示通りに落札していた」。営業担当者は県警の調べに、こう供述。各社も同様の認識を示している。ただ、土橋容疑者との“関係”は、異動の際も重要な引き継ぎ事項だったといい、応札も現場の一存では決められないことから、県警は各社に引き続き事情を聴いている。
■管理体制に問題?
一方で、事件の背景に、土橋容疑者の職務の専門性があったとの見方もある。
栄養士として勤務していた土橋容疑者は、昭和54年に採用後、異動はなく、一貫して現部署に勤務した。同病院は「専門性のある職員は、結果的に同じ分野を長期間担当することになる」と説明する。
土橋容疑者は、採用後間もなく入札事務を任され、逮捕時は最古参の職員として、同病院が調達する生鮮食料品や缶詰、ベビーフードなど、約400品目の入札事務を一手に取り仕切っていた。
さらに、捜査関係者は「病院側の管理体制が事件の一因になった可能性がある」とも指摘する。
通常、入札では事務担当者が適切な予定価格を算定するなどして書類を作成。上司が決裁し、問題点がないか確認する。しかし、同病院では、落札業者が決定してから、土橋容疑者が入札に関する書類を作成。上司は事後承諾していた可能性があるという。
結果的に、談合の疑いは長期間、露見することはなく、捜査の端緒となったのは内部通報だった。
「土橋容疑者は、入札すべてを調整できる立場。この状況でチェックが機能しなければ、あまりにもずさんだ」。捜査関係者はこう語る。県警は土橋容疑者の動機や事件前後の経緯について、さらに調べている。
【台北=吉村剛史】沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張している台湾の馬英九総統は7日、尖閣に最も近い北部・基隆沖の台湾側の離島を視察し、同じく尖閣領有権を主張する中国を交え、日中台による「平和と共同利益」のための対話や協議などを呼びかけた。
領土問題を認めていない日本が応じる可能性はないが、積極的な発言を継続することで、東シナ海での台湾の存在感をアピールするねらいとみられる。
馬総統はこの午後、空軍ヘリで基隆北方約56キロ、尖閣西方約140キロの彭佳嶼(ほうかしょ)を2008年の総統就任後、初めて訪問。気象施設などを視察し、島の台湾領有を示す石碑の前で談話を発表した。
台湾の通信社、中央社などによると、馬総統は「和平対話、互恵協商」として日中、日台、中台の個別対話から、3者による共同利益協議を経て、段階的に資源共有や共同開発をめざすことを呼びかけたという。
馬総統は8月5日、争いの棚上げや行動規範の策定、資源共同開発のシステム構築などを盛り込んだ「東シナ海平和イニシアチブ」を提唱したが、談話はこれを補強する「推進綱領」だとしている。
馬総統は「領土問題では一歩も譲らない」としており、日本政府が尖閣購入で地権者と合意する中、「何もしない」との台湾社会からの批判をかわすねらいもあるとされている。
この日は立法委員(国会議員に相当)や一部メディアも同行した