10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「コンディショニングを整えるのが大事。時間を与えるということ」
5日、巨人の沢村(24)がプロ入り初の二軍落ち。原監督は突き放すようにこう言った。
今季の沢村は24試合に登板して9勝9敗、防御率2.73。先発したここ3試合は計12失点と打ち込まれ、3試合連続で白星がなかったから、当然と言えば当然の措置だろう。好不調の波がやたらと激しく、ストライクを取るのに汲々。3点リードを守れなかった4日の阪神戦後には、川口投手総合コーチが「球種を増やすなり、マイナーチェンジしていかないと」と根本的なダメ出しをしていた。首脳陣も業を煮やしたということだ。
沢村は1年目の昨季、11勝11敗、防御率2.03で新人王を獲得。オフには日本テレビの女子アナ(森麻季)と結婚し、今季はさらなる飛躍が期待された。
「いや、案外、その結婚が不振の原因かもしれませんよ」
と、言うのは球界の某若手OB。自身の経験を踏まえ、こう続ける。
「守るものができて、それを意気に感じる選手もいれば、プレッシャーになってしまう選手もいます。ちょっと調子が落ちると、周りから『夜の仕事が忙しいんだろ』なんて冷やかされる。笑って聞き流せるタイプならいいですけど、サゲマンなんて言われると、冗談でも“嫁さんに悪いな”と力が入る。かくいうボクがそうで、結婚翌年はプロ入り後最悪の成績に終わった。沢村にしても、田中や平野らにしても、みんな真面目なタイプだから、無関係じゃないと思いますよ」
実際、沢村のほかにも新婚で今季を迎えた楽天の田中(23)が今季は7勝4敗、防御率2.18と沢村賞に輝いた昨季よりガクンと数字を落とし、故障で2度も離脱した。昨年、パ記録となる49ホールドポイントをマークしたオリックスの平野(28)も今季は63試合に投げて5勝4敗26HPの防御率2.29。ソフトバンクの本多(27)にしても、自身初の打率3割を記録した昨年のシュアな打撃が影をひそめ、今季は98試合で打率.243、0本塁打、25打点と不振をかこっている。
新妻が胸を張っていられるのは、広島の前田健(24=24試合で12勝6敗、防御率1.54)と日本ハムの中田(23=120試合で打率.237、18本塁打、59打点)くらい。中田も、結婚直前に写真誌を騒がせた前田健もヤンチャなタイプ。2人はそれだけずぶといということだ。
▽甲子園=3万6014人(巨人13勝4敗3分)
巨人000 000 000―0
阪神004 200 00X―6
(勝)メッセンジャー7勝10敗 (敗)江柄子2敗
【セ・リーグ成績表(5日現在)】
◇球団名/試合/勝数/敗数/引分/勝率/差/残り
◆(1)巨 人/119/71/36/12/.664/M17/25
◆(2)中 日/120/62/44/14/.585/8.5/24
◆(3)広 島/119/53/55/11/.491/10.0/25
◆(4)ヤクルト/116/51/55/10/.481/1.0/28
◆(5)阪 神/120/45/63/12/.417/7.0/24
◆(6)DeNA/116/39/69/8/.361/6.0/28
日刊ゲンダイ