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Y2Kも2012年12月21日もクリアしたことだし、そろそろコンピュータの世界が終わる日を丸しておきますかね。
【関連リンク付き記事】
今のOS使い続けると、それはズバリ...
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西暦292,277,026,596年12月4日15:30:08 UCT
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に訪れます。名付けてY292,277,026K問題。
コンピュータは地球人類の生活に欠かせません。そして銀行から医療・救命、配電網、衛星、インターネット、iPhone、Android携帯に至るまで大半を動かしているのがUnix。そのUnixのタイムスタンプが64ビットの符号付整数の限界を超えるのが、この西暦292,277,026,596年12月4日15:30:08 UCTなのです。
西暦292,277,026,596年まで長生きできる端末もないですけどね。携帯にケースつけ忘れて死ぬとかじゃなく、その頃には地球そのものがもうないんです。今から7,900,000,000年後ぐらいに太陽に破壊されますからね。 我々の母星(太陽)の直径が最大になって赤色巨星(Red Giant)みたいになって水星も金星も、そしておそらく地球も破壊されてなくなってしまう...
でも、地球の終わりなんて心配しなくてもオッケーですよ。地球が終わる頃には人間ここにいませんから。
なんでも理論物理学者のミチオ・カク(Michio Kaku)氏が言うには、今から10万~100万年後には人類もKardashevスケール(文明度を3段階にわけた指標)でタイプIIIの文明人になってるそうなのです。つまり「恒星間旅行もできれば恒星間通信も銀河エンジニアリングもできて銀河規模の影響力をもつ」文明ですね。で、今から500万~5000万年後には恒星間の超光速移動はムリなくせに天の川銀河全体を植民地化しちゃってるのです。
つまりこの銀河全体のエネルギーをうまく活用して生き延びて、あなたのスマホもちっちゃなUnixの心臓で悠久の時を刻んでる...恐ろしいことです...。
従って、Y292,277,026K問題はやっぱりいずれくるんです。まあ、その頃にはさすがにUnixやめてるって気もしますが、そんなのわかりませんよ? 母なるUnixが発明されて43年、Unixは未だに史上最高のOS、最も安定したOSです。この調子でいけばビッグリップ(Big Rip:今から200億年後には宇宙が無限大に達してバラバラになって全てが終わると唱える説)の限界までいけるかも。
あ、でも、銀河クラスタが我々から遠ざかっていく速度がチャンドラX線観測衛星(これもUnix搭載!)の読みの通りなら、宇宙が終わるのはもっともっと後になっちゃうかな...。
どっちみち我々はとっくの昔に死んでますね...まいっか!で、またウィキペディアを読み漁る暇な午後でした。
参考記事:http://en.wikipedia.org/wiki/Timeline_of_the_far_future [Timeline of the Far Future]
(satomi)