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(CNN) 先ごろ、米ワイヤードの記者マット・ホーナン氏はアマゾンやアップルのアカウントを乗っ取られ、愛娘の写真を含むクラウド上の大切なデータが消されてしまうという被害に遭った。
こんな目に遭わないためにどんな手を打つべきか、専門家に聞いた。
1.あらゆるデータをバックアップせよ
米セキュリティーソフトウエア大手マカフィーの専門家によると、データはクラウド上に保存するだけでなく、手持ちの複数のハードディスクにバックアップを取ることが重要だ。ハードディスクが別々の場所に置いてあればなおよい。
2.パスワードはアカウントごとに変えよ
同じパスワードを複数のアカウントで使い回してはならない。推測されにくいパスワードを生成して保存、入力してくれる「ロボフォーム」や「ラストパス」などのサービスを利用するのも手だ。紙に書いて財布に入れておくことを勧める専門家もいるが、財布をなくしたらリスクにさらされることはいうまでもない。
3.アカウントの連携は慎重に
フェイスブックやツイッター、グーグルのアカウントを介して他のウェブサイトにログインする「アカウント連携」は便利だが、1つが乗っ取られれば他のアカウントも危なくなる。銀行口座などの情報が載せてあるサイトへの連携は特に慎重に。
4.グーグルやフェイスブックでは2段階認証プロセスの利用を
グーグルで「2段階認証プロセス」とよばれるログイン方法を設定しておくことも重要だ。この方法では、事前に指定した携帯端末などにグーグルから数字のコードを送信され、ログイン時にはパスワードのほかに、そのコードを入力する必要がある。フェイスブックにも同じような機能がある。
5.「Macを探す」機能は利用しない
「Macを探す」機能とはアップル製コンピュータが盗難に遭った場合にその位置を確かめるために同社が提供する機能だが、アカウントを乗っ取られた場合、ホーナン氏のように中のデータを消去される可能性がある。
同氏によると、「Macを探す」機能の中には、遠隔操作でデバイス上のデータを消去できる「リモートワイプ」という機能がある。データ消去の際にはデータ復元用の暗証番号の作成を求められるが、ハッカーにアカウントを乗っ取られデータを消去されるときは利用者が暗証番号を作成する術はなく、データの復元ができなくなる。
山火事の影響で開催が延期となっていた第90回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムがいよいよアメリカ、コロラド州でスタートした。
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8月12日の決勝日に向けて、まずは7日の朝8時30分から本番会場に程近いサーキット(パイクスピーク・インターナショナル・レースウェイ)で車検が行われた。
早朝から様々なマシンが車検会場に集結する中、三菱自動車が久々のワークス体制で送り込んだEVマシンは『i-MiEV Evolution』。ドライバーとチーム監督を兼任するのは、かつてパリダカ二連覇を達成した増岡浩氏だ。
監督として車検に立ち合った増岡氏は「いよいよスタートです。実は、去年も参戦を検討していたので2年ごしの計画が実現した形です。山火事の影響で開催が7月8日から延期になりましたが準備は万端。このサーキットで試走を行い何も問題がないことを確認しました。こうして車検も無事通過し、明日からの練習走行や予選に自信をもってのぞむことができます」とコメントした。
車検をクリアしたi-MiEV Evolutionは、5月の発表会よりもすっきりした外観に変わっていた。リヤの大型GTウイングが取り外され、かわりに小ぶりなウイングが装着された。
その理由についてチームのテクニカルディレクターをつとめる三菱自動車の田中泰男氏は「当初はリヤのダウンフォースを得るため大型ウィングが必要でしたが、チューニングで車の性能が向上するにつれ、状況が変化し、最終的には前後の空力バランスを最適にするため小型のウィングの方が有効であることがわかったからです」とした。
もう1台のワークスマシン、『Mitsubishi i』(北米向け市販車、日本名『i-MiEV』)も無事車検をクリア。足まわりや前後バンパーが変わった程度のごく市販車に近い内容のEVマシンである。ドライバーをつとめるのは、かの有名なロービー・ゴードンを兄に、現役インディカー・ドライバーのライアン・ハンターレイを夫に持つベッキー・ゴードン氏。
ゴードン氏は「市販車と同じ仕様のこのクルマで、電気自動車の性能の高さをアピールしたいと思います」と、抱負を語った。
パイクス・ピークは、インディ500レースに続きアメリカで2番目に古い歴史を持つモータースポーツイベント。ロッキー山脈に属するパイクスピークの頂上に向けて伸びる有料道路でタイムアタックを行うヒルクライムレースだ。スタート地点は標高2862m、フィニッシュは標高4301mと富士山よりも高い場所を目指す。まるで雲に向かって走るように見えることから「レース・トゥ・ザ・クラウド」とも呼ばれている。これまでは大馬力を発生するガソリンエンジン車が主役だったが、今年EVクラスに三菱自動車をはじめとする電気自動車が大挙エントリー。ガソリン車とは違い標高が高くなり空気が薄くなってもパワーダウンしない、EVの総合優勝に向け、各チームが激しく競い合う。
《レスポンス まとめ・構成 土屋篤司》
河北省張家口市内にある万里の長城・大境門(大鏡門)の西側が6日早朝、約36メートルにわたって崩壊した。崩壊したのは1995年から96年にかけて保護のための補修工事を行った場所。それ以外の場所は、問題が出ていないように見える。中国新聞社などが報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)
万里の長城は大境門の西側数十メートルのところから、山の稜線上に建設された部分になる。崩れたのは、大境門の西側で、山との間にある平地部分の約36メートル。張家口市は1981年に同部分の補修工事に着手した。
1995年4月には、外側のれんがを新しいものに取り替える作業に着手。補修工事は96年に完了した。同工事の完成で、長城の大境門部分は「歴史的な雄姿を回復した」などと紹介された。
長城が崩壊した現場近くは広場になっている。住民の1人によると6日朝、いつものように大勢の人と広場で運動をしていたが、門の西側の長城外壁が突然、「ドーン」という音とともに内部から押し破られるように崩れ、れんがや土、各種の瓦礫がばらばらと落ちてきたという。
広場の整備工事が行われており、長城に近い部分には柵が設けられて立ち入り禁止になっていたので、けが人などは出なかった。
張家口市・長城管理処の王剛処長は、長城が崩壊したのは95-96年に補修工事を行った場所と認めた。雨の日が続き、内部の土に水が浸透した。湿って膨張し、しかも柔らかくなったために外側のれんがを押し破って崩壊したとみられるという。(編集担当:如月隼人)
ロンドン五輪第12日(7日)女子やり投げ予選の海老原は全体16位に終わり、決勝進出はならなかった。1投目から60メートルに迫る59メートル25。「ここからいけると思ったのが、力みと焦りにつながってしまった」。続く2投目は58メートル03、3投目はリリースの際にバランスを崩して54メートル17にとどまる。
2010年広州アジア大会の金メダリスト。昨年の世界選手権ではファイナリスト。ことし6月の日本選手権では62メートル36を投げ、自身の日本記録を塗り替えて乗り込んできたロンドンだった。
「いつもの自分で試合に入れたが、そこでしっかり投げる難しさを感じた」。日本勢として1964年東京五輪以来の決勝進出を逃し、第一人者が唇をかんだ。
衰退の一途をたどっていた大英帝国をオーストラリアが去ってから何十年もたったが、オーストラリア人は今、ロンドン五輪で自らの水泳帝国が崩壊する様を何もできないまま見つめている。
オーストラリアの人口は世界で52番目だが、長い間、競泳では多くのメダルを獲得してきた。しかし、ロンドンのオリンピック・パークにあるアクアティック・センターで競泳が最終日の4日を迎え、水泳帝国オーストラリアの落日は決定的となっている。
オーストラリアにとって、ロンドン五輪最大の見ものはイアン・ソープだ。ただし今回は、ソープは選手ではなく、英国放送協会(BBC)で舌鋒鋭いコメンテーターを務めている。テファニー・ライス、ニック・ダーシー、ジェームズ・マグナッセンなど注目の的になるはずだった著名選手たちのほとんどが敗北した。
4日に入り、オーストラリアが競泳で獲得した金メダルはたった1個。金、銀、銅を合わせても8個で、2008年の北京五輪よりも金メダル数は5個、メダル全種で12個少ない。競泳の金メダル数では、南アフリカ、フランス、中国、米国に次いで5位となった。水泳の不振が響き、オーストラリアが獲得した全体の金メダル数は隣国ニュージーランドより2個少ない。
「全盛期は終わった」とスポーツを専門とするシドニー大学上級講師のスティーブ・ジョーガキス氏は話している。
五輪で永遠にトップを走り続けられる国はない。強豪の米国競泳陣さえ1988年には比較的少ない18個のメダル獲得にとどまった。ロシアのアイス・ホッケーチームにソ連時代の面影はない。ソ連自体が今はないのだが。
しかし、到達できるはずがなかったとも言える高みであったとしても、敗者にとって凋落(ちょうらく)は辛いものだ。ここで独特の被害妄想が頭をもたげてくる。他の国がわれわれの極意を盗んだのだろうか。われわれはどうやって再び強さを手に入れるのか。
五輪にオーストラリア代表の競泳選手として出場経験のあるトラビス・ネダーペルト氏は3日、「競泳大国としての地位を取り戻すためにすべきことを解明する重い課題がわれわれにある」と述べた。
かつては鼻高々だった多くの国家プログラムがこれまで凋落の憂き目にあっている。ブルガリアのウエイトリフティング、ハンガリーのフェンシングがそうだ。そして、東ドイツの競泳などそこまで誇らしいとは言えない国家プログラムは言うまでもない。(訳注:1990年の東西ドイツ統一後、旧東ドイツの競泳関係者らが相次いでドーピング行為を告白している)
しかし、五輪関係者の間でインドのフィールド・ホッケー・シンドロームとして知られるもの以上に恐れられているものはない。インドのホッケーチームは1928年から1980年までの間、連続で五輪のメダルを獲得。このうち8つは金メダルだ。その後、インカ帝国のごとく、インドのフィールド・ホッケーチームは表彰台から姿を消した。北京五輪には出場さえできなかった。
突然、オーストラリアは水泳帝国の凋落を引き起こした弱点を探そうと、国民性に目を向けている。オーストラリアが世界チャンピオンで、ロンドン五輪でも金メダルが期待されていた男子4×100メートル自由形のレースの中に弱点を見つけたと言う人もいる。
7月29日のレースでオーストラリアはメダルを獲得することはできなかった。しかし、レースの最中に起こった出来事に比べれば、メダルなしの結果はたいしたことではない。第1泳者だった100メートル自由形のスター選手、マグナッセンが泳ぎ終わったあとに腰を下ろしていたのだ。「このことが多くを物語っている」と五輪出場経験があるオーストラリアの元競泳選手ブレット・ホーク氏は言う。「マグナッセンはチームのメンバーがまだ泳いでいる間に座っていたんだ」
その3日後、男子100メートル自由形の世界覇者マグナッセンは米国のエイドリアン・ネイサンに敗れた。