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【あの人NOW!】★35周年の舞台に大忙しの女優・夏樹陽子(59)
「女優デビューして35年。これからは自分の興味があること、やりたいものだけを選んで取り組んでいきたいんです」
7月の公演が好評だった主演舞台『かたつむり』(演出・安井ひろみ、笹塚ファクトリー提携公演)。三部作の最終章・彼岸の華の章が9月18日から幕を開ける。
物語の舞台は大正12(1923)年、関東大震災の年。東京・九段にある邸宅で繰り広げられる愛憎劇だ。
「昨年の12月に初演を観て、これは帝劇にかかっていてもおかしくない内容だ、と思いました。演出、美術、衣裳、すべてが素晴らしかった」
作品との出合いからトントン拍子に彼女での主演の話が決まる。
「ただ、7月の公演は2部同時に日替わりで稽古して、さらに公演も日替わり。私だけ覚える台本が2冊ある状態で苦労しました(笑)。暗転で舞台袖に下がるたびに『あれ? 今日はどっちだっけ?』って確認して」
彼女以外の出演者は若手ばかりの新進系の作品。大物女優との共演に若手は戸惑ったはずだ。
「いえ、今のコたちはそういう感じは全くないですね。でも、心のなかではあったのかしら(笑)。私もいい刺激を感じたので、お稽古も最初から本気で挑みました。若いコたちに『芝居なんてこんなものか』と思わせたらいけないので」
10月2日には初演出する朗読劇『M・由紀夫』(愛知芸術劇場小ホール)、さらに10月19日には『35周年記念リサイタル』が控えている。
ドラマではクールな知的美人のイメージだが、リサイタルではサービス精神旺盛な素の夏樹陽子が観られると好評だ。
「構成も全部自分でやってます。歌や踊りだけでなく、毎回、ダウンタンブギウギバンドの『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』に時事ネタを入れた替え歌にしたり。衣装で使ってるサングラスは宇崎竜童さんからもらった本物なんですよ」
クレー射撃に日舞、小鼓など多趣味でも知られる。なかでもドライビングは国際C級ライセンスを取得し、レースに出場するほど。現在も車好きだ。
「最初は5万円のオンボロのマツダ・ルーチェ。コラムシフトの車に乗ってる女のコなんていませんね(笑)。ポルシェに乗るまでには10年かかりましたね。最初は、ポルシェ911SC。納車された日は、真冬だったけど嬉しくてオープンカーにして毛皮のコート着て青山通りを行ったり来たりしてました」
現在の愛車はフェラーリF355。
「フェラーリに乗ると気合が入るんですね。車維持するには仕事、頑張らなきゃ! と思うから(笑)。趣味は多いけど、結局どれも女優の仕事に役立てるためですね」
10月で還暦…とは信じられない美貌。フェラーリが似合うイイ女は永遠なのだ。
■夏樹陽子(なつき・ようこ) 1952年10月24日、三重県出身。CM、ファッションモデルから77年に映画『空手バカ一代』(東映)のヒロイン役で女優へ転身。『ザ・ハングマン』『暴れん坊将軍』レギュラーなど出演作多数。
舞台「かたつむり 彼岸花ノ章」は東京・笹塚ファクトリーで9月18~23日。ライブは10月19日、東京・草月ホールで。詳細は夏樹陽子公式サイト(http://www.msi-mall.com/natsuki/)を。ブログ『女優夏樹陽子』も日々更新中だ。