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 今年で29歳。節目の30歳を前に気負いは一切ない。「振り幅のある仕事をさせてもらっている。こんな生き方を30歳を超えても続けたい」。端正な顔を崩しながら話す。「その方がお客さんも僕も楽しい。自分の人生観も広げてくれる」。まさに生粋の役者だ。

 そんな彼の主演映画が公開中の「脳男」(瀧本智行監督)。第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於(しゅどううりお)さんのバイオレンス・ミステリーを映画化。並外れた知能と肉体を持ちながら、人間らしい感情はなく、“正義”のためならば殺人もいとわない男を演じた。

 約2年前。目の前に2冊の台本が並んだ。一作は脳男、もう一作は恋愛青春映画「僕らがいた」だった。「こんなに違った役柄を、生田にやらせたいと思ってくださる方がいる。俳優冥利(みょうり)につきると、いずれも引き受けました」と振り返る。

 特に今作は、特殊な役柄ゆえ、自身初の約半年間にわたる準備期間をもらった。ささみなどタンパク質を中心とした食事をしながら筋力トレーニングをし、美しくかつ動くことができる筋肉をつけた。

 ギリギリの食事制限で、体脂肪10%前後の体を7%まで絞った。また「物心ついてから、ケンカした記憶がない」彼は、アクション場面に説得力を持たせるため、数種の格闘技も学んだ。

 「技術はもちろん、次第に、自分の中にある野蛮な部分にも気付き、精神面でもすごく役立ちました」

 撮影に入る前、瀧本監督から「“脳男”に演出をつけることはできないが、脳男として存在してくれれば、それを全て撮る」と言われた。

 「自分の放つ空気を、脳男のものに変えることが一番大きな作業でした」。日常から人に会わず、自宅に引きこもった。

 撮影初日、最初の場面を撮ったとき、「これはすごい映画になる」と周囲がざわめいた。これに、役作りの手応えを得たという。

 監督の意向で、瞬きを一切せず目で芝居をした。スタッフの細かな仕事も、演技の相乗効果に。「不気味さを出すため、顔に一筋の光を当てるから、首を2センチ傾けてとか。各部署の方々に、脳男の細胞を作っていただいた。映画は総合芸術だと改めて思いました」

 脳男をロボットにはしないと決めていた。「怒りも悲しみもあるが出すすべを知らない。人間の温かみもかすかに残る。だからこそ彼が背負っている運命の悲しさを感じてもらえる」。声のトーン、話すスピード、目線の動かし方まで研究し、普通の人間と「少し違う人間」を意識した。

 作中には、さまざまな「正義」が登場する。正義と信じて悪人を殺す脳男。いかなる場合も人殺しは正義ではないと考える江口洋介演じる刑事。犯罪者を許して救うことを正義とする松雪泰子演じる精神科医…。「脳男のあり方に、スカッとしてしまう。でもよくよく考えると人殺しなんです。爽快感を持った自分に、疑問を持ちました」

 正義の概念は、人や立場によって変わると考える。「人間のテーマですよね。紛争もそう。攻撃する国、される国、傍観する国それぞれの正義がある。この映画を見た後、いろいろ話をして考えてくれたらうれしい」

 いまの彼の“正義”とは-。「家族を大切にしよう。好きなことに一生懸命であろう。夢と希望を持ち続けよう、とかですね」と言いながら照れた。

 現在、新作映画の撮影中。「脳男もそうですが、映画はその一本に懸ける強い思いを持った人々でできている。そんな皆さんとの仕事は刺激的」。舞台にはライブの良さがある。「それぞれ違う魅力、バランス良くやっていきたいですね」(橋本奈実)



引用:生田斗真 節目の30歳…錯綜する正義、演じきる 映画「脳男」



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