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国内の二輪車4社は19日、都内のホテルで合同の記者会見を開いた。その席上、ホンダの大山龍寛専務は二輪車の高速料金について、「高すぎる。普通車の半額が妥当」と述べ、このほど国土交通省などへ料金引き下げの要望書を提出した。
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大山専務によると、二輪車の高速料金は「軽自動車等」に含まれていて、「普通車」の料金を1とすると、0.8の比率に設定されている。ライダーからは「不公平」との指摘がある。確かに2人までしか乗れない二輪車が4人乗れる軽自動車と同じ分類というのはおかしいと言わざるを得ない。
そのうえで、大山専務は「二輪車の高速料金が普通車の半額に引き下げられた場合、二輪車ユーザーの高速道路利用回数は年間平均2.4倍に、利用距離は年間で平均2.3倍に増大するとの結果も出ており、高速道路料金の収入増が期待できる」と強調した。
筆者も二輪車に乗っており、言われてみればそうかも知れない。事実、高速料金が1000円だったときは東北道で青森県や秋田県まで何度か行くことがあった。それが休日半額料金のときは宮城県や山形県まで、そして割引がないときは栃木県までという具合だった。当然、遠くに行けば行くほど、高速道路のサービスエリアでガソリンを給油し、ものを買うことが多くなる。高速料金が安いときは、その分サービスエリアでお金を使ったものだった。
「税金、保険など二輪車にかかるさまざまな料金は、普通車や軽自動車から独立した設定になっているのが一般的である。高速道路の料金区分においても、二輪車を軽自動車等の区分から独立させるように働きかけていきたい」と大山専務は話していた。
《レスポンス 山田清志》